Google Spreadsheet の200万セル制限を回避する方法

Google Spreadsheet は1スプレッドシートあたり、200万セルという制限があります。膨大なデータからさまざまなビューを用意したい場合、セルの総数が多くなってしまうことがありますが、以下の手順で200万セル制限を回避できます。

  1. インポート元のマスターデータを管理するスプレッドシートを用意します。(すべて展開して200万セル以内である必要があります。)
  2. FILTER 関数を利用して、行のフィルタリングを行います。列のフィルタリングを行う場合は ARRAYFORMULA 関数を利用して必要な列をピックアップします。
  3. 不要な空列は事前に削除しておきます。
  4. 1.とは別の、閲覧用のスプレッドシートを用意します。
  5. IMPORTRANGE 関数を利用して、マスターデータのスプレッドシートからデータを抽出します。
  6. 閲覧用のシートに表示されたセルの合計が200万セル越えなければよいので、一つのスプレッドシートで管理するよりより多くの情報を表示させることができるようになります。