EC2で設定しておくべきCloudWatchの監視項目

ELB×EC2×Auto Scalingの状態で監視設定をしておくと良い項目

■HealthyHostCount

Load Balancerにぶら下がっているホストの数のチェックです。Load Balancerに最低1台はぶら下げておいて、0台になったらアラートを飛ばす設定の場合は以下のようにします。

HealthyHostCount < 1 for 5 minutes

■Latency

リクエストの遅延などが発生していないかを検出します。ロードバランサ単位で設定ができます。

Latency >= 1 for 5 minutes

■CPUUtilization

CPU負荷をチェックします。Auto Scaling単位で設定ができます。この閾値を元にスケールイン、スケールアウトを設定することも可能です。

CPUUtilization >= 50 for 5 minutes

■StatusCheckFailed

インスタンスの状態のステータスチェックです。Auto Scaling単位で設定ができます。

StatusCheckFailed > 0 for 5 minutes

■SurgeQueueLength

ロードバランサからEC2へのリクエストキューが溜まり始めたら増えていきます。アクセスの増加なのか、インスタンス側の障害なのか判断してインスタンスの切替や増加を判断するときの指針にできます。ロードバランサ単位で設定ができます。

SurgeQueueLength >= 10 for 5 minutes

■SpilloverCount

ロードバランサからEC2へのリクエストが処理されなかった件数です。ロードバランサ単位で設定ができます。

SpilloverCount >= 10 for 5 minutes