JavaScript のデバッグをする際のポイント

Aipo で Java ファイルのデバッグをする時は、Eclipse でソースコードにブレークポイントを打てばそこで処理が止まるので非常に楽です。

それに対して JavaScript ファイルはブラウザの開発ツールを利用することになります。JavaScript は圧縮されるので修正箇所を探すのがやや面倒ですが、その際にポイントになることをいくつか示してみようと思います。

まずスケジュール(schedule)やフォルダ(cabinet)ポートレットなどの場合は.jsファイルはその名前のフォルダ内にできます。また、よくも悪くも二重引用符で囲まれた文字列は圧縮されないので、修正箇所の近くで文字列定数が使われていればそれを検索に利用することができます。

また、関数が始まった時点でブレークポイントを打ちたい場合は、関数定義(functionがある行)の次の行にブレークポイントを打ちましょう。functionがある行にブレークポイントを打つと、デバッガが起動するのは関数が呼ばれた時ではなく関数が定義されたタイミングになるので気をつけましょう。

その前に、JavaScript のスクリプトを圧縮させない方法(こちらの投稿を参照してください)もあります。