WorkSpacesで所有済みのwindowsライセンスを使用する場合の注意点

なぜ調べたか

Workspacesを利用したいと考えているが、Windowsのライセンスは仮想化用のVDAライセンスは取得済み

そうなると、マシンイメージでWindowsの料金を払うのではなく、自分のライセンスからできる限り安く使いたいところ。

だが、そもそも持ち込みってできるの・・・?その場合にはどうしたら・・・?
疑問に思ったので調べてみました。

先にまとめ

・毎月最低 200 個の Amazon WorkSpaces を実行する必要がある。
・使用すると、月額契約だと1台あたり4$/月の割引を受けることできる。
(時間だと0.05 USD/時間程度。)
・使用する場合には通常起動ではなく、サポートケースを開く。 ※2018/11/19 持ち込み方法が変わったようです。下に追記

Microsoft とのライセンス契約の要件を満たすには、AWS クラウド内の専有ハードウェアでAmazon WorkSpaces を実行する必要があり、専有のハードウェアを使うには200個以上のWorkspaceを利用する必要があります。

FAQから情報を探してみる

まずは情報がないかを公式より調べてみる。

Amazon WorkSpaces の特徴 - 自分のライセンスを使用する

条件を満たすには、お客様の企業が Microsoft により設定されるライセンス要件を満たし、特定の AWS リージョンで毎月最低 200 個の Amazon WorkSpaces を実行する必要があります。上記の要件を満たす企業は、WorkSpace あたり毎月 4 USD の割引 (最大 16% まで) を受けることができます。

200個以上・・・!そして割引は4 USD・・・とりあえず、使えることはわかったので、飛ばされるままFAQへ。

Q: 自分の Windows デスクトップライセンスを Amazon WorkSpaces で使用できますか?

はい。自分の Windows 7 および Windows 10 デスクトップライセンスを Amazon WorkSpaces で使用できます。

ふむ。可能ではあると。ではどう開始したらよいか・・・

Q: Amazon WorkSpaces への Windows デスクトップライセンスの持ち込みを開始するにはどうすればよいですか?

使用開始にあたって、お使いのアカウントに専用の容量が十分割り当てられているかどうか、AWS アカウントマネージャまたは営業担当者にお問い合わせください。加えて、BYOL を利用開始するに当たって、テクニカルサポートケースを Amazon WorkSpaces で作成することもできます。

普通に利用開始すると、OSを含んだスペック・バンドルの選択になってしまうので、ライセンスの指定ができない。 そのため、テクニカルサポートを利用する必要があるもよう。

Amazon WorkSpaces の料金

こちらの下部にもひっそりと自分のライセンス使用 (BYOL)がありますので、スペックによってこちらの価格に変わる模様。

しかし、最初に書いたように200台の制限がなかなか・・・。というかここまで料金などを個人向けにまで書いておきながらそんなことってあるのだろうか。

自分の Windows デスクトップイメージを使用する

こちらだと、「専有ハードウェアで Amazon WorkSpaces を実行するためには、200 以上の Amazon WorkSpaces を使用する必要があります。」とのこと・・・。専有じゃなければ平気なの・・・?

というか、ライセンスの羅列を200台オーバーで送られて向こうも手間なはず・・・。なにかおかしい気もしたので、またもチャットから聞いてみました。

問い合わせた結果

上記内容であっているか、AWSに問い合わせを行いました。(2018年10月09日現在での返答です。最新情報は都度確認して下さい)

・windowsのVDAライセンスを所有している場合、そのライセンスを使用することは可能か
→ライセンスによっては可能だが200台以上必要

・費用面では、1台辺り4$のバンドル割引が行われるか
→ Windows バンドルオプション – 自分のライセンス使用 (BYOL) *の価格になる。

・持ち込みを利用する場合にはどうすればいいか
→通常のWorkspacesの作成画面ではなく、サポートケースを開き、連絡を行って手続きする。

上記で間違いないとのこと。ただ、200台の稼働から減ってしまう可能性がある場合などにはサポートケースで相談に応じるとのことです。

200台前後の場合には相談してみましょう。しかし、100台程度の場合には使用できず、EC2での起動になります。

EC2の場合でもVDAライセンスの持ち込みができますので、EC2でWindowsを立ち上げてリモートが可能です。

まとめ

持ち込みができるのはありがたいですが、200台が必要とは。個人ではなかなか厳しいかもしれませんね。

社内システムの移行を考えている場合には良いと思いますが、割引率もそこまでではないのでご注意下さい。

移動前に試したい場合には、下記などでWorkspacesのトライアルも行っています。

Amazon WorkSpacesパック

 2018/11/19追記

ライセンスの持ち込み方法が変わりました。

Amazon WorkSpaces introduces bring your own license automation for Windows desktops

APIで取り込み→aws コンソールから起動ができるようになったので、サポートケースを開く必要はなくなったようです。

ハックノートをフォローして
最新情報をチェックしよう

AWS構築サービスの全てをまとめた資料を公開中

ハックノート(TOWN株式会社)では、AWSの導入や構築支援を行っています。AWS導入メニューやサービス詳細、構成例や費用を掲載した資料をダウンロードできます。

AWSの新規導入やAWSへの移行を検討の際は、ぜひご参考ください。


APNコンサルティングパートナー

TOWN株式会社はAmazon公認コンサルティングパートナーです。