Waston APIのPersonality Insightsを使う際の注意点

ハックノートの川口です。本日はWatson APIのPersonality Insightsを使ってみました。
実際使ってみて、注意すべきと感じたところをまとめます。

インスタンスの作成などの基本的な進め方はこちらのサイトを参考にしました。

新旧の認証方式の違い

2018/11/01以降に作成したWatsonサービスインスタンスは新しい認証方式でないと接続できなくなっている

従来のCFインスタンスでは認証の際は「サービス資格情報(Credential)」のusernameとpasswordを使っていました。

・旧式:usernameとpasswordを用いた認証


しかし2018/11/01以降に作成したWatsonサービスインスタンスは以下のやり方でないと接続できなくなっています。

・新式:apikeyを用いた認証方式



したがって今までリクエストを送る際

curl -X POST --user {username}:{password}

だった部分が

curl -X POST -u “apikey:{自身のapikey}”

となります。

場所によってサービスエンドポイントが異なる

作成したインスタンスの設定地域と、リクエストを送る際のエンドポイントを一致させないとエラーが起きる

インスタンス作成の際に選択する、”デプロイする地域/ロケーションの選択”の部分があります。


この選択地域によって、リクエストする際、(以下は例です)

https://gateway.watsonplatform.net/personality-insights

の部分が変わります。

以下参考

場所によるサービスエンドポイント:

ダラス: https://gateway.watsonplatform.net/personality-insights/api
ワシントンDC: https://gateway-wdc.watsonplatform.net/personality-insights/api
フランクフルト: https://gateway-fra.watsonplatform.net/personality-insights/api
シドニー: https://gateway-syd.watsonplatform.net/personality-insights/api
Tokyo: https://gateway-tok.watsonplatform.net/personality-insights/api
ロンドン: https://gateway-lon.watsonplatform.net/personality-insights/api