Amazon ConnectのCCPで電話をかける

はじめに

こんにちは。hacknoteのr.katoです。

今回はAmazon ConnectのCCPで電話をかけようとしたら、少しつまったので紹介をしていきます。

CCPとは?

CCPはContact Control Panelの略でAmazon Connect画面右上の電話マークをクリックすると起動できるものをさします。

クリックすると次のような画面になり、番号をダイヤルで外部へ電話をかけることができます。

E.164番号形式なので日本の090-XXXX-YYYYに電話をしたい場合は、+81を選択し、90XXXXYYYYと入力してダイヤルする必要があります。

+81の090XXXXYYYYと入力してダイヤルすると、画面上は+81 90XXXXYYYYとなり、次の画像のように、電話をかけているように見えますが、実際には繋がらないので注意!(ここでつまりました…)

事前準備

こちらの記事を参考に電話番号の取得まで、済ませてください。

設定するもの

以下のものを用意し、
キューとルーティングプロファイルを繋げて
ルーティングプロファイルとユーザーを繋げます。

  • キュー
  • ルーティングプロファイル
  • ユーザー

キューの設定

次の画像のようにキューの設定画面に移り、新しいキューの追加をクリックします。

すると次の画面になるので赤枠の中を全てうめます。オペレーション時間はこのキューの実行可能な時間帯を指定するものです。特に理由がなければBasic Hoursにしておけば、常に実行できるようになります。必要があれば各自別にオペレーション時間の設定を作成してください。

ルーティングプロファイルの設定

次の画像のようにルーティングプロファイルの設定画面に移り、新しいプロファイルを追加をクリックします。

すると次の画面になるので、赤枠の中を全てうめます。真ん中と下の赤枠は先ほど作成したキューを指定すれば良いです。

ユーザーの設定

次の画像のようにユーザー管理画面に移ります。
任意のユーザーに先ほど作成したルーティングプロファイルを指定してあげます。
ここで、新しくユーザーを作る必要のある人は右上の新しいユーザーの追加で作成してください。

ちなみに、ユーザーを作成する際、セキュリティプロファイルの指定を求められますが、以下のようになっています。

  • 管理者 — 管理者は利用可能なすべてのリソースやアクションにアクセスして編集できます。
  • エージェント — このプロファイル CCP へのアクセスのみを許可します。その他のアクションは利用できません。
  • CallCenterManager — このプロファイルでは、ユーザー管理、メトリクス、およびルーティング設定にアクセスできます。
  • QualityAnalyst — このプロファイルでは、メトリクスのみにアクセスできます。

AWSドキュメントより

設定完了!

以上の設定が終了すればCCPでの外部への電話送信が可能です。

実際に電話をかけてみた