AWS AppConfigでホストされた構成を利用できるようになりました

AWS AppConfigとは

AWS Systems Managerの機能の一つであり、検証済みで制御および監視されたEC2インスタンス、コンテナ、Lambda、モバイルアプリ、IoT デバイス、およびオンプレミスサーバーでホストされるアプリケーション間でアプリケーション構成を迅速にデプロイするサービスです。

AWS AppConfigにより

  • 設定変更のエラーを減らしアプリケーションのダウンタイムを短縮する
  • 中断することなくアプリケーションを更新する
  • アプリケーション全体で変更のデプロイを制御する

などが可能になります。

アップデート

今回AWS AppConfigでホストされる構成の立ち上げが発表されました。
AWS AppConfigへのオンボーディングを簡素化して、構成を数秒でデプロイできるようになります。

AWSマネジメントコンソールの「AWS Systems Manager」を開くと、アプリケーション管理の[AppConfig]に新規のマークが確認できます。

今まではアプリケーションの設定の保存先はS3オブジェクト、SystemsManagerドキュメント、SystemsManagerパラメータの三つだけでした。

新しくAWS AppConfig hosted configurationが選択できるようになっています。

特徴

  • IAMポリシーの構成が簡素化
    AppConfigで構成データを保存および取得するためのIAMポリシーの構成が簡単になります

  • 構成のリビジョンを保存する
    必要な時は以前のバージョンにロールバックすることができます。
    選択した任意の形式で構成を保存することも可能です。

  • データを安全に保つ
    保管中および転送中にデータは暗号化されます

利用可能リージョン

米国東部 (オハイオ、バージニア北部)
米国西部 (北カリフォルニア、オレゴン)
アジアパシフィック (香港、ムンバイ、ソウル、シンガポール、シドニー、東京)
カナダ (中部)
欧州 (フランクフルト、アイルランド、ミラノ、ロンドン、パリ、ストックホルム)
中東 (バーレーン)
南アフリカ (ケープタウン)
南米 (サンパウロ)