M1 Macで「絶対にRosetta2をいれない環境構築」をやったが無理だった話

M1 Macの動作速度が素晴らしいです。日々感動しております。

少し前に話題になったこちらの記事があります。
絶対にRosetta 2を入れてはいけないM1 Mac開発環境構築 2021-2-1版

面白そうだったので、私もRosetta2を入れないでどこまでできるか試してみました。

結果から言うと実用するにはやはりRosettaがいるよなという結論です。

M1どうなの

M1チップの性能はほんとに素晴らしいです。コスパ良いし熱くならないし、固まらないしで今のところ不便はありません。

そしてM1 Macがここまで大人気になった要員の一つにRosetta2の存在があると思います。
Rosetta2は今までのインテル版のソフトをarm上で動かすためのコンパイラソフトですね。これが非常に優秀です。

どこまでできたか

上で上げさせていただいた記事のものはたいていインストールできました。
VScodeもinsider版ですが特に不自由なく動作しております。

iTerm2もarm版が利用できます。

brewも3.0.0から正式サポートされたので、入れる場所さえ間違えなければ正常に動くはずです。

何ができなかったか

Rosetta2を必要とされたソフトたちを紹介します。

自分がよく利用しているウインドウ幅をキーボドで整頓できるSpectacleがRosetta2を要求されました。
それとクリップボードの履歴などを保存できるClipyも必要とされました

Flutterの環境構築を行おうとしたところ、こちらもRosetta2を要求されました。


ここからが問題なのですが上記参考にさせていただいた記事や、その他の記事ではanyenvを利用してnodenvを入れてnodeが使えるところまでセットアップしています。
しかしinstalling...のまままったく動かずインストールすることができませんでした。

こちらの記事に対処法も書いたのでご覧ください。 M1 macの環境構築 anyenv, fish

終わりに

M1 Macの性能はほんとに素晴らしいです。
しかし「あ、これはネイティブ対応しているかな」と言ったように少し調べたり気にかけたりする必要があるのが面倒なところですね